ツレヅレ日記

イラストレーターたかぎなおこの日記です。

新刊発売日

お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』本日9月26日が発売日です。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

自分の本の発売日にはいつもなんとなく神社かお寺に行くことにしてまして、さっき娘を小学校に送りがてら神社に寄ってお詣りしてきました。
全国の本屋さんに届きますように〜、たくさんの方に読んでいただけますように〜〜。

秋の空に羽ばたけ〜〜〜。

 

 

4月に発売した『おかあさんライフ。3』では娘の幼稚園生活もあと少し!というあたりで終わってるのですが、その後娘は小学生になって毎日小学校に通ってます。
最初は心配で毎日学校まで送り迎えしてましたが、娘もだんだん慣れてきて1学期の終わり頃には「今日はここからひとりで行く!」「今日はおうちまでひとりで帰ってみる!」となってきてて、いよいよひとり立ちかぁ〜とうるうる…。

ところが夏休みのあいだに甘えっ子モードに戻ってしまったのか、2学期になったら「やっぱり一緒に来てほしい」とのことで、まだほぼ毎日送り迎えしてます。
まあまだ毎日暑いし、うちから小学校までは坂道もあってちょっと遠いし、それにランドセルがめっちゃ重い!!

教科書も重いけど、学校から支給され毎日持ち帰らねばならないタブレットがこれまた重く、あと水筒も重い。。
自分が小学生の頃、ランドセルが重いと思った記憶があまりないのですが、タブレットも水筒もなかったし(のどがかわいたら水道水ごくごく飲んでた)、やっぱりいまの小学生のが重たいのかな。

あと私が小学生の頃は近所の子ども同士で集まって集団登校してたから、そもそも親に送ってもらうという文化もなく、なんにも考えずぼ〜〜〜っと登校してた気が。
家と小学校も近かったし。

…というわけで自分の子ども時代ともくらべられないし、親としても心配だしで、送り迎えを続けている毎日です。

 

1学期最初の頃はたくさんいた送り迎え親も、2学期になるとだいぶ減ってきてるのですが、先日お迎えに行ったときはその日予報外れの雨になったせいで、傘を持ってお迎えに来ているお母さんたちが何人かいました。

幼稚園の頃は教室前までお迎えに行ってたけど、小学生になると子どもが出てくるまで正門前でじっと待つしかないんですよね。
そういえば自分が子どもの頃もそういう光景を見たことがあったな〜なんて、ちょっとなつかしく、キュンとした気持ちになりました。
うちの母も何回か傘を持って迎えに来てくれたことがあったような…。

子育てしてると「自分の子どもの時はどうだったかな」とか「そういえばうちの親もそういうことやってくれてたな」とか思い出すことがいっぱいあっておもしろいなぁ〜と思ったりします。

 

あ、話がそれましたが、新刊どうぞよろしくお願いいたします!

books.bunshun.jp

浮き草デイズ新装版

明日9月26日発売の『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』に合わせて、同じく文藝春秋さんから出ている『浮き草デイズ1』『浮き草デイズ2』が新装版になります。

もう15年前くらいに出た本なのですが、カラフルなカバーに一新!
中身は以前のままなのでご注意いただきたいのですが、少なかった在庫も重版をかけていただいて手に入りやすくなりましたし、20周年オリジナルグッズプレゼントの対象商品にもなってますので、まだお持ちでない方はよかったらこの機会にお手にとってみてください。

 

新装版『浮き草デイズ』は1巻が緑、2巻が赤。

 

こちらは旧版です。

 

 

私の本が新装版になるのは日本では初めてだと思うのですが、中国や台湾では何冊か新装版が出ています。
特に中国では途中で出版元が変わった関係もあって、『150cmライフ。1〜3』『30点かあさん1、2』『ひとりたびシリーズ』など、新装版がたくさん出ています。

 

これは『150cmライフ1、2』の中国新装版。



おもしろいなぁ〜と思うのは、中国や台湾などではよく本に付録のようなおまけがつくことがあるのです。

↑この本も裏を見るとスポンジと扇子のようなおまけが一緒にシュリンク

 

台湾版『うちの犬知りませんか?』にはノート、『おかあさんライフ。2』は定規付き。

 

シールとかキーホルダーとかブックカバーとかお守りとか、毎回よくこんなアイデアが出るな〜と思うようなおもしろかわいいものがセットになってたりするので、またご紹介できたらいいな〜と思います。

 

新刊もいよいよ明日発売です。
どうぞよろしくお願いいたします。

自分の昔の絵

9月26日発売『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』には実際のお弁当写真もいろいろ入ってるのですが、過去のお弁当写真を探してるときに、昔の自分の原稿を撮った写真が出てきました。

 

原稿といっても本描き前に担当さんに見せるネームやラフ原稿で、これを担当さんに見せてOKをもらえれば改めて1から描き直すものです。
なんでこの写真を撮ったかというと、当時原画展を開催することになって、ネーム原稿を展示するのもレアでおもしろいんじゃない?という意見があって、確かそれの資料として撮ったような。。

 

コミックエッセイ作家としてデビューしてからしばらく、私は鉛筆で下描きするということを知らなくて、まず白い紙にぶっつけ本番でこのネームを描いて、OKならばそのネーム原稿をトレース台に置いて別の白い紙に写しとる、という流れで描いてました。
(初期はトレース台すらなくて窓で透かしてたかも…)

一応本描きはネームのときよりもっときちんと描くようにはするのですが、土台がぶっつけで描いたへなちょこ線なので、本番もたいしてキチンとしなくてへなちょこなまま。
修正液はよく使うけど、消しゴムはほとんど使ったことがなかった記憶がー。

 

でも『ひとりたび1年生』で旅ものを描くようになって、旅先での背景とか食べ物とか描くのが難しくて、さすがにきちんと下書きしないと…となって、少しずつ描き方が変わっていきました。

まあいまもたいしてキチンとしてなくてへなちょこなままなのですが、それでも昔の自分の原稿を見るとのびのび気ままに描いてて、これはこれでいいなぁ〜と思ったりもします。
いま描こうと思ってもなかなかこの線で描けない…。

 

『上京はしたけれど』のカバー表裏用のラフ。

 

『150cmライフ。2か3』のネーム。

 

おまけページやカットのラフ。

 

そんなこんなでいまはそこそこ下描きして描いている新刊はあと6日で発売でーす。
よろしくお願いします。

新刊完成しました!

9月26日発売の『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』の完成品が届きました。
わーい!!毎度のことながら本が完成すると嬉しい〜。
帯が卵焼き色でお弁当っぽいなぁ〜と気に入ってます。

 

サブタイトルにもある通り、結婚してから夫に作るようになったお弁当、そして幼稚園入園を機に娘に作るようになったお弁当、ついでに自分に作るお弁当や過去の思い出弁当、買ってきたお弁当など、お弁当のエピソードを詰め込みました。

 

どうぞよろしくお願いいたします。
楽天ブックスでご購入いただくとスマホ壁紙プレゼントというのもやってます。

 

 

そして今月も20周年記念サイトにお祝いメッセージをいただきました。
今月はじゃんぽ〜る西さんに台湾のAriel.Pangさん。
どうもありがとうございます!!


個人的に私はじゃんぽ〜る西さんの漫画が好きなので「ひゃー!西先生にうちの家族の絵を描いてもらっちゃった〜」とファン的にドキドキしてしまいました。
じゃんぽ〜る西さんの漫画はパリでひとり暮らしをする話も結婚してからの育児話もおもしろいのですが、慣れない地でひとり暮らし→平均より遅めに結婚&育児という流れが自分と少し似ていて勝手に共感してたりします。
共感と言っても西先生めっちゃ絵うましい、物事を冷静に分析する感じが私とは全然違うのですが!

じゃんぽ〜る西さんの本。他にも持ってる本や奥さんのカリンさんの本も持ってます。

 

 

話は変わりますがこないだ山梨に行った時にスーパーでビタミンちくわを見つけてつい買っちゃいました。
ビタミンちくわって知らない方もいると思いますが、私が子どもの頃はよくテレビCMをやっていて、特に夕方の「トムとジェリー」の再放送のときによく流れたので、いまでもトムとジェリーと「ちくわ、ちくわ、ビタミンちくわ〜母さん早くお願いね♪」というCMソングがセットで思い浮かぶ商品です。

特に長野県でよく売れるそうで、東京じゃなかなか見かけない。

 


そういえば今度の新刊にもちくわの話が出てきます。
ちくわってなんかかわいいし、あるとなにかと便利ですよね!

改めて新刊のお知らせ

『お弁当デイズ 夫と娘とときどき自分弁当』
9月26日文藝春秋さんより発売です。

 

まだ手元には試し刷りしたカバーしかないのですが、ただいまどんどん印刷&製本中だと思います。
日々のお弁当作りを描いたコミックエッセイルームでの連載に、描き下ろし漫画やお弁当写真もいっぱい入れました。
発売までまだ少しありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

そしてこの本もデビュー20周年記念プレゼントフェアの対象本となってますので、ご応募される方はお買い上げいただいた際のレシートや領収書をなくさないようお気をつけください。


こちらの20周年記念サイトでは毎月いろんな作家さんからいただいたお祝いコメントがアップされてるのですが、先月は卯野たまごさんと台湾のFshrimp炸蝦人さんから素敵なイラストをいただいてます。
ありがたや〜。

卯野たまごさんはだいぶ前にメディアファクトリー(現KADOKAWA)さんに行ったときたまたまお会いして一緒にランチしたことがあるのですが、そのときは髪が超ロングでどこかミステリアスな雰囲気でした。
あれはもう何年前かな…と考えると、10年くらい前…?
いやもっとか……??

最近こんな感じで「あれって何年前だっけ?」と考えると、思ったよりだいぶ前でびっくりしたりします。
10年くらいってあっという間に過ぎるなぁ〜。

 

あとお知らせするのが遅くなってもうエントリー〆切っちゃったのですが、山形で開催の天童ラ・フランスラソンという大会の参加賞Tシャツのイラストを担当しました。
ラソン本でもお世話になった金哲彦さんが大会アドバイザーも務めていて、特産のラ・フランスが食べ放題の楽しそうな大会です。
Tシャツの絵なんてあんまり描いたことないからドキドキだけど、ランナーの皆さんに喜んでいただけるといいなぁ〜。

ちょっとずつ季節も秋めいていきますね。